美を求める意識

ニューハーフは「美」の鏡

私がヘアースタイルを創る道を意識しはじめた頃

「理容師」か「美容師」か、どちらに進むべきか考えたことがあります。

当時アパレルショップの店員で、服で人を飾りコーディネイトするのが仕事だったので

本人が持っているものでコーディネイトをする仕事

どうせなら美しい素質をもつ女性をキレイに飾ることを仕事にするほうが

やり甲斐あるだろうということで「美容師」を選択したのでした。


しかしながら近年は、女性に負けない美しさをもつ男性(ニューハーフ)が

ファッション誌を飾るような時代になり

当時の私の考えも時代が大きくはじけた感がしています。


数年前

たまたまフリーでご来店された、一見ニューハーフとは思えない女性と

男性のカップルを担当させていただきました。

個室へとご案内し、くつろいでいただき、

最後のヘアスタイルを整えながら 失礼を承知で

「私が美容師になったのは、男は女よりキレイになれないと思っていたから。」

でもあなたのように女性よりキレイになれる方もいらっしゃる。

もしよければ、あなたが心掛けている『美』意識を教えてください。

そしたら私はもっと人をキレイにできるかもしれないから。」

と、勢い止められず、彼氏の眼の前でしたが彼女に聞いてみました。

そして彼女は「私は常に人に見られている事を意識しています。」と・・・


そう、男性も女性もそういう意識が足りないのでは?と思う人が多いのです。

なぜか本土出身の方に比べると地元の人はそう感じることしばしば。

本土の方よりも顔立ちやパーツといった素材は引けをとらず素晴らしいのに

もったいないとしか言いようがないのです。

ビジネスシーンやライフワークなどの現場では、ヘアースタイルや身だしなみ、清潔感は

自分一人のものではないのです。

会社の営業マンは会社の看板(顔)です。

もし取引先に髪はボサボサで、生活感にじみ出た姿のあなたが現れたとしたら

先方はどう感じるでしょうか?

あなた自身を見ているのではなく、あなたの会社がどう思われるか

厳しいようですがそこまでアンテナを張る必要があるのです。

言い換えると、その分までのお給料をいただいていると、

思わなくてはいけないのかもしれません。


ニューハーフの彼女は自身のためはもちろん、彼氏のため、

周りの人のため仕事のために、自分を磨く努力しているということでした。

真面目な美容室

那覇市首里にある美容室 hair make Color×Color.の 真面目なオーナーがつづる辛口コラムと真面目なハナシ。